島根大学附属図書館のブログ

島根大学図書館のサービスや催し、身近な出来事などについて、図書館スタッフが写真と共にご紹介します。 

ギャラリートーク「江戸力―献立いろいろ―」を開催しました

 本館展示室で現在開催中の手錢記念館コレクション展「江戸力―献立いろいろ―」のギャラリートークを6月15日に開催しました。ギャラリートークでは、今回の展示会の企画をしていただいた手錢記念館学芸員の佐々木杏里さんに、展示の見どころを解説していただきました。
 
 今回展示したのは、手錢家に伝わる江戸時代中期から後期まで約百年間の史料から選んだ冠婚葬祭、御用宿、私的なもてなしなどの様々な行事や場面で供された献立の記録と、松平不昧公が隠居後に江戸大崎で行った茶会記の写しなど茶懐石の献立の記録です。
 また、献立に記されている特殊な器なども何点か展示しました。献立からはいろいろな事が見えてきますが、器と献立がどちらも残っていたことで、器の用途が具体的にわかりますし、文字からは分からない器の形や大きさも見えるのです。
 

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 こうした史料に記された献立の記録を読むと、様々な興味深い点が見えてきます。そんな中からいくつかをご紹介しましょう。
 旬に先駆けて少し珍しい食材が使われていたり、全く季節外れの時期に、何らかの方法で保存していたと思われる貴重な食材が使われていることが分かる史料があります。このような献立は特別な場に供されたものだろうと考えられ、精一杯のもてなしをしようとした気持ちが見えてきます。

 また、情報収集も不可欠だったということが分かる資料もあります。伊能忠敬が測量のため出雲国に入国する前年には、他藩でどのような対応をしていたかを事細かく調べた資料が作られており、その中には石見藩で出された献立の写しもあります。しかし、文化三年に実際に伊能が手錢家に宿泊した時には、伊能は体調を崩していたため食事はほとんど取らなかったようで、事前の準備は報われなかったようです。

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 御用宿を務めていた手錢家には、藩の重役、大森銀山代官、松江城の女中方などが宿泊しました。その時に出された料理の献立を較べてみると、松江城の女中方に出された料理は品数も多めで豪華なようです。大社参詣を表向きの目的として二泊三日の日程でやってきた女中方は、出雲大社や日御碕神社へ参詣しただけではなく、浜で地引き網を見学するなど羽を伸ばし、食事やお酒を楽しんで帰って行ったのでした。

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 今回は展示していませんが、葬儀の記録を見ると、香典として現代ではあまり見かけない「氷コンニャク」が沢山届いていたことが分かります(〇〇家より四十枚、〇〇家より三十枚など、合わせると数百枚も届いたようです)。この食材は、祝事、忌み、御用宿などあらゆる場で用いられました。山ほど届いても有り難いものだったようです。最近では、「氷コンニャク」はダイエット食品として人気が高まりつつあるようです。(クックパッドhttps://news.cookpad.com/articles/22488

 手錢記念館コレクション展「江戸力―献立いろいろ―」は、6月25日(日)まで開催します。どうぞお見逃しなく。

[ANRI]

(2014年度に行った料理再現ワークショップ)

shimadai-lib.hatenablog.jp

 

 

川津小学校の皆さんが図書館見学されました

6月14日(水)に、大学の近くにある川津小学校の3年生約90名が図書館に見学に来てくれました。みんな、初めて入る図書館にそわそわ。

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図書館の中をみんなで探検しながら、

「図書館へ入るときにはどんなふうに入るの?」

「図書館にはどのくらい本があるの?」

「この棚なあに?」

など、色々な質問が飛び出します。

他にも、書庫の大きな電動集密書架に入ってみたり、ラウンジの椅子に座ってみたり。

大学図書館を満喫してもらえたかな?

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三階の事務室でも、職員が図書館の仕事をわかりやすくクイズ形式で質問。

うーん、と迷いながらもクイズに答え、それを熱心にメモを取っていました。

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個人的には、退館ゲートの持ち出し禁止のアラームが大人気だったことに驚きました。

今回は、図書館コンシェルジュの二人と職員が説明をしましたが、

みんなの元気な様子にこちらもうれしくなりました。

 

川津小の皆さん、また来年もお待ちしています!

 

[kob]

 

 

 

講座等事務担当者向けの説明会を開催しました。

 医学図書館では、講座等事務担当者向けの説明会を以下の日程で開催しました。

この説明会は、事務手続きをスムーズにして図書館を一層活用していただけるよう

2006年度より毎年行っているものです。本年度は8名の参加がありました。

 

2017年6月6日(火) 午前の部・午後の部

2017年6月7日(水) 午前の部

                              (各回とも1時間)

    

まず、図書館の基本的な利用方法について説明した後、文献検索や文献複写依頼、図書の購入依頼など図書館ホームページから利用できるサービスについてお話しました。講座等の事務職員の方にとって図書館との関わりが一番大きい部分です。そして、図書、雑誌の引き渡しまでの流れや、管理について説明しました。

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出席者からは、「電話メールと違い、直接会っての説明会、とても質問等しやすかったです。」「普段なかなか聞くことができない基本的なことがよくわかりました。」との感想をいただきました。質疑応答やアンケート等でいただいたご意見・ご要望は、今後の図書館サービスの向上や説明会改善等に役立てていきたいと思います。

お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。

 

 

松江市の移動図書館車がやってきました

 5月31日、松江市立図書館の移動図書館車「だんだん号」が初めて島大キャンパスにやってきました。「だんだん号」は、普段は市立図書館から遠い市の周辺部の公民館や幼稚園・保育園などを巡回しますが、今年度は特別に第5週目に島大に来ていただくことになりました。専門書が中心の本学図書館の蔵書の弱い部分を補い、現代小説や実用書、絵本などの幼児向けの本を学生や教職員に提供しようと始めたものです。

 

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 11時30分頃に教養講義室棟1号館前のクスノキの横に「だんだん号」が停車すると、授業が終わってこれからお昼を食べに行こうとする学生たちが取り囲みました。普段、市立図書館まで出向いて利用する学生は多くないようで、早速利用登録をして本を借りていました。職員の方も子供向けの絵本などを借りていました。本を返すときは、島大図書館カウンターか、または直接市立図書館へ返していただきます。

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今日の利用状況は次のとおりです。

時間:11:30~13:15

貸出冊数 124冊
利用者数 42人(内、新規登録者数 32人)
 
 次回巡回日は、 6月29日(月)11:45~13:00です。次回は梅雨のさなかになりますが、さらに多くの方に利用していただきたいと思います。
[SHOJI]

 

 

 

 

研修医向け図書館ガイダンスを実施しました

 5月25日(木)18:00~18:25に研修医に向けた図書館ガイダンスを実施しました。これは、附属病院卒後臨床研修センターからの依頼を受け医科研修医・歯科研修医等へのオリエンテーションの一環として毎年行なっているものです。

 当日は、勤務の都合もあり、対象30名のうち23名が参加されました。

 

 昨年まで、このオリエンテーションでは、図書館職員が図書館の使い方をはじめ文献検索データベースとアプリケーションについてパワーポイントを使って一通り紹介するという流れをとっていました。

 しかし今回は、卒後臨床研修センターの指導教員の発案で大胆に変更しました。

 まず、内容を研修医に必要と思われるデータベース等の説明に絞りました。そして、指導教員と図書館職員が掛け合い形式で説明を行いました。

 

指導教員「指導医から『上腸間膜動脈解離の患者がいる。珍しい症例だからもしかしたら何かに報告できるかもしれない。事例等を調べてみろ』と言われたら、はい、◯◯先生、どうしますか?」

指名された研修医「医中誌Webを使います」

指導教員「素晴らしい、その通りです! では、医中誌Webの使い方について聞いてみましょう」

図書館職員「医中誌Webへは図書館のHPからアクセスします。まず……」

 

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 実際にありそうな内容であることや、質問を投げかける方法を採られたことで、研修医のみなさんが能動的に話を聞かれている様子がうかがえました。

 

 説明をした図書館職員としては、医中誌Web、PubMed、UpToDate、Procedures CONSULT、EndNoteWebの5つのデータベース等と、リモートアクセス(学外から学内同様の環境でデータベース等を使用する機能)を25分間に盛り込んだためかなり駆け足の説明となったのが心残りでした。

 そのため、操作方法等で詰まったときは、図書館職員に質問してほしいとのアナウンスも行いました。

 

 今回のガイダンスは、それぞれのデータベースの内容を丁寧に説明することはできませんでしたが、データベース等の存在を認識してもらうためには効果的であったと思います。研修医の方には、これから各データベースを使い込んで、診療・研究に役立てていただきたいと思います。

 また、今後とも、卒後臨床研修センターと協力しながら図書館ガイダンスを行いたいと考えています。

授業「情報科学」で図書館ガイダンスを実施しました

本館では、1年生の必修授業科目「情報科学」の1コマを使って、図書館ガイダンスを実施しています。

この科目は学部学科別に15のクラスに分かれていますが、松江キャンパスの5学部すべての1年生が対象となっており、15コマの授業を通して、情報社会において主体的・客観的に行動する能力の育成を目指しています。そしてそのうちの1コマを使って2016年度より図書館ガイダンスを行うこととなり、今年度も4月下旬から5月中旬にかけて、本館を会場にして実施しました。

 

 この1コマ(90分)は3つのパート(各30分)に分けて行います。1クラスを3つのグループに分けて、それぞれのグループが順番にこの3つのパートを受講するという仕組みです。附属図書館の職員だけでなく、総合情報処理センターの職員とも協力して実施します。

(1) 図書館サービス概説

3階の多目的室で、DVDを視聴した上で(大学図書館の概要説明)、図書の探し方やOPAC・MyOPACの使い方の説明をします。f:id:Shimadai_Lib:20170515100110p:plain

 

(2) 情報セキュリティ研修

2階のPCルームで、総合情報処理センターが担当して、e-learningを実施します。f:id:Shimadai_Lib:20170515100119p:plain

(3) 図書館ツアー

 グループをさらに2~3つの班に分けて、図書館内を説明して回ります。f:id:Shimadai_Lib:20170515100125p:plain

 

このガイダンスを通じて、松江キャンパスの1年生ほぼ全員が、入学直後のこの時期に、図書館の使い方について学ぶことになります。1年生の早い時期から早速図書館を活用していただいて、卒業までに情報リテラシーを存分に鍛えていただければと思います。

 

このガイダンスは合計で約1,100名の学生が対象となるため、本館で行っている様々な講習会の中でも最大級のものになります。そのため講習会担当の職員以外も含めて、図書館職員総出で対応します。リハーサルをして万全の態勢で臨むのですが、毎年少しずつ課題も見つかります。受講していただく皆さんにとってより有益な内容となるよう、今後も改善を加えていきたいと思います。

 

初学者向けデータベース紹介サイト「来たぞ!データベース戦隊!」がオープンしました

2017年5月9日(火)、初学者向けデータベース紹介サイト「来たぞ!データベース戦隊!」がオープンしました。

これは、データベースにあまりなじみがない学生を主な対象として、どのデータベースがどんなときに役立つのかを紹介するためのサイトです。

このサイトは島根大学附属図書館の学習・教育支援チームが中心となって作成し、イラストや漫画は島根大学卒業生でイラストレーターのオオツカタクトさんが制作しました。

よく使われるデータベースをキャラクター化し、使い方を漫画で紹介しているほか、出てきた用語については「用語集」ページに簡単な説明を載せています。

松江キャンパスの学生さんは、トップページ>「For Students in Matsue Campus」から入るか、メインコンテンツのメニューから「本館用」をクリックしてください。

出雲キャンパスの学生さんは、トップページ>「For Students in Izumo Campus」から入るか、メインコンテンツのメニューから「医学用」をクリックしてください。

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担当者の私事になりますが、学習・教育支援チームの会議で、初めて「来たぞ!データベース戦隊!」の案を出したときのことを、よく覚えています。

「データベース戦隊をつくりたいんです」

「えっ」

「データベース戦隊をつくりたいんです」

「う、うん」

上司や他のチーム職員の困惑顔が印象的でした。それでも「やってみたら」と言ってくださり、相談をしたら真面目に考えてくださったことに感謝しています。また、イラストや漫画を描いてくださったオオツカタクト様、快くキャラクター化の許可をくださった各データベース提供元様、戦隊ものというキャラクターのコンセプト等を使用するにあたり快く了解をいただき契約をしてくださった東映株式会社様のおかげで無事公開までたどりつくことができました。ありがとうございました。

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ちなみに島大OPACのお腹にドアがついているのは、当初「MyOPACを腹から出したらいいのでは」というアイデアがあったからなのですが、ページ数等の都合で没になり、デザインとしてのドアだけが残ったという経緯があります。

 他のデータベースたちも、それぞれの特徴が少しずつデザインに反映されていますので、ぜひ見てみてください。[mm]

 

看護学科1年生授業「看護学入門セミナー」で講習会を行いました

 平成29年4月27日(木)に看護学科1年生を対象に、初年次教育の一環として授業「看護学入門セミナー」の1コマを使い講習会を行いました。

 講習会では、事前に担当教員が提示していた「患者体験記を読んでレポートを書く」という課題に対応できるよう、図書館での図書の探し方、図書の予約の仕方、論文の探し方についてなどを中心に説明しました。また、OPACや医中誌Webでの演習も行いました。授業と連動した内容であったためか、学生たちは集中して講義や演習に取り組んでいました。

 講義の終わりに、昨年度とほぼ同じ内容のアンケートをとりました。

 今回の授業以前に「医学図書館に入館したことがあるか」・「島大OPACを使って検索したことがあるか」では、どちらの数値も昨年度より高くなりました。とくに「島大OPAC島根大学OPAC)を使って検索したことがあるか」の項目は、昨年度は0%でしたが、今回は75%と格段の差がありました。また「医学図書館で資料を借りたことがあるか」という項目は、昨年度より低くなりました。こうした点からも、真面目に課題に取り組もうという学生の意識が見えました。

 今年度は、入学直後の時期にオリエンテーションで図書館の説明をしています。そのおかげで、学生が図書館に行き、図書を探すための準備がいつもよりできていたのかもしれません。

 今後とも、課題が出たときだけではなく、日々の自習・復習等にも図書館を活用してもらいたいと思います。

 

●講義中の様子

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●演習中の様子

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新任教員のための図書館ガイダンスを行いました

 新たに島根大学に着任された教員を対象として、今年も図書館ガイダンスを行いました(4月12日)。今年は15名の新任教員の方に参加いただきました。

 冒頭に杉江館長からの挨拶と学術情報リポジトリSWANへの論文投稿のお願いがありました。続いて担当職員から次のような内容で説明を行い、最後に館内ツアーを実施しました。

①図書館ホームページと認証(MyOPAC/EZProxy/SWAN)
②ホームページ/データベース・電子ジャーナル 
③文献複写・現物借用申込み方法
④学術情報リテラシー講習会 
⑤図書・雑誌の購入申込み方法
⑥図書館の教育支援
⑦学術情報基盤整備計画
⑧学術情報リポジトリSWAN  
⑨意見交換・質疑応答

今後、図書館のサービスを最大限活用して教育・研究に取り組んでいただければと思います。

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看護職員向けに看護研究に関する文献検索講習会を始めます

平成29年4月13日(木)・20日(木)に看護職員を対象とした、看護研究に関する文献検索講習会を実施しました。

これは、附属病院看護部からの依頼を受け、今年度から新たに始めた講習会です。

看護研究を行う上で必要な図書・雑誌・文献の探し方やデータベースの使い方を中心に説明していきます。

 

この講習会は、4月から8月までの期間、月に2回同じ内容を実施します。

また、開始時刻を夕方に設定することで、看護師の方にできるだけ参加していただけるようにしました。

 

4月の実施内容は、医学図書館での図書の探し方を中心としたものです。

基礎的な事項が多いため、参加される方は少ないのではないかと思っていましたが、両日合わせて13名の方の参加がありました。

アンケートにしっかりと書き込まれる方、質問をされる方もおられ、看護研究に高い関心を持っている様子がうかがえました。

 

 

●4月13日(木)17:45~18:15 の様子

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●4月20日(木)17:45~18:15 の様子

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