5月28日(木)、本学の交流協定校 アーカンソー大学の研修生が図書館を訪問しました。一行は、今月22日から島根に滞在しこれまでに小泉八雲ゆかりの場所を多数訪問しており今回はその一環ということで、図書館の八雲文庫の見学がプログラムに組み込まれました。
我々スタッフも「せっかく見学に来てくれるのだから」ということで八雲直筆の書簡や、昨年10月に企画展示を行った「アメリカのラフカディオ」で使用したパネルを展示してお迎えすることにしました。
当日は、ボランティアの島大生も参加してくれたため一行は、とてもリラックスした様子ながらも熱心に資料やパネルを見たり、写真を撮ったりしていました。
本の挿絵を興味深げに見ている人、マンガの怪談を、島大生と一緒に見ながら歓声を上げているグループ。哲学に関する本を広げて熱心に読んでいる人・・・
みんな思い思いの時間を過ごしていました。
今回、小泉八雲を通してこうした交流を図ることができたのはスタッフにとっても、大変貴重な経験となりました。
最後に、引率のアーカンソー大学准教授 福島達也先生より「素晴らしい展示と資料を見せていただき、感謝しています」とのコメントをいただき学生も日本語で「ありがとうございました」と挨拶してくれたときは何だか感慨深いものがありました。
彼らがこの研修プログラムによって、日本についてより多くのことを知り両大学の交流がさらに活発なものとなることを願っています。