7月9日(月)から11日(水)までの3日間、第14回蔵書リユース市を開催しました。
このリユース市は、重複や改版により不用となった廃棄予定図書について、学生や教職員、そして地域の皆さんに再利用していただくことを目的として、2005年から毎年開催してきています。販売は生協に委託しており、委託手数料を除いた売り上げは島根大学の収入になります。
昨年に引き続いて梅雨の開催でしたが、販売日の3日間はよく晴れた日が続きました。それもあってか、たくさんの方にお越しいただき、提供した約5,000冊のうち約半数をお買い上げいただけました。
附属図書館の書庫も満杯になりつつあり、手放す図書がないと新しい図書が置けません。リユース市で提供するのは少し前に発行された図書が多いのですが、内容も古びているかというと、そうじゃない図書もたくさんあります。まだ価値があるのに手放さなくてはいけない図書たちが、リユース市を通じて次の読者の手に渡ることができてよかったなあと思っています。
売れ残ってしまった図書たちへのご心配の声をいただくことも多いのですが、今年度からその一部は島根大学古本募金へ送付する予定です。
今年度は、歴史学や数学、社会学、文学関係の図書が多かったのですが、どんな図書がリユース市に並ぶかは毎年変わります。来年度もご来場いただければと思います。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
■ 開催概要
日程 2018年7月9日(月)、10日(火)、11日(水)
※ 10:00から16:00まで。ただし最終日のみ15:00まで。
※ 1日目は島根大学の学生と教職員が対象
2日目以降は一般の方も対象
場所 島根大学松江キャンパス 大学会館3階 大集会室
内容 各分野の研究・学習用の書籍
価格 1冊100円
[a.n.]