出雲キャンパスにおいて、学務課と図書情報課は同じ屋根の下、
事務室を並んでかまえる、お隣さんです。
そんなお隣さんからなんと!ぜんざいをいただきました!!
ほかほかで甘い小豆のお汁と、やわらかいおもち。
大変おいしくいただきました。
小豆雑煮をお正月のお雑煮として食べます(参考文献1)。
かくいう筆者の実家でも毎年小豆雑煮を食べているので、
ぜんざいを食べるとなんだか正月気分が盛り上がります。
ぜんざいは漢字では“善哉”と書くらしいですが、
出雲の国に古くから伝わる「神在餅」が語源という説があります(参考文献2)。
ただ、他の説もあります。
島根大学でも契約している
国内最大級の辞書・辞典サイト「JapanKnowledge Lib」収録の
事典「日本大百科全書」では、
ぜんざいを初めて食べた一休禅師が「善哉此汁(ぜんざいこのしる)」と言ったのが
語源と紹介されています(参考文献3)。
そもそも“善哉”とは、仏教語として、
すばらしい等の称賛や賛成、感嘆の意を表す言葉なので(参考文献4)、
一休禅師がいかにぜんざいをおいしく感じたかがうかがい知れます。
今回のぜんざいは、学務課から図書情報課へ、
めでたいお正月のおすそ分けという形になります。
ありがとうございました。
【参考文献】
1) 山陰中央新報. "出雲の郷土料理 : 島根のお雑煮". 食育キャンペーン しまね食の恵み.
http://www.sanin-chuo.co.jp/shokuiku/kyoudo07.html, (参照2016-01-05).
2) 佐太神社. "神在祭2 佐太神社公式ホームページ". 佐太神社公式ホームページ. http://sadajinjya.jp/?m=wp&WID=4207, (参照2016-01-05).
3) 沢史生. "善哉餅". 日本大百科全書(ニッポニカ). 小学館. JapanKnowledge Lib,
http://japanknowledge.com/library/, (参照2016-01-05).
4) 小学館. "ぜん-ざい【善哉】". 例文 仏教語大辞典. 小学館. JapanKnowledge Lib,
http://japanknowledge.com/library/, (参照2016-01-05).