平成29年4月27日(木)に看護学科1年生を対象に、初年次教育の一環として授業「看護学入門セミナー」の1コマを使い講習会を行いました。
講習会では、事前に担当教員が提示していた「患者体験記を読んでレポートを書く」という課題に対応できるよう、図書館での図書の探し方、図書の予約の仕方、論文の探し方についてなどを中心に説明しました。また、OPACや医中誌Webでの演習も行いました。授業と連動した内容であったためか、学生たちは集中して講義や演習に取り組んでいました。
講義の終わりに、昨年度とほぼ同じ内容のアンケートをとりました。
今回の授業以前に「医学図書館に入館したことがあるか」・「島大OPACを使って検索したことがあるか」では、どちらの数値も昨年度より高くなりました。とくに「島大OPAC(島根大学のOPAC)を使って検索したことがあるか」の項目は、昨年度は0%でしたが、今回は75%と格段の差がありました。また「医学図書館で資料を借りたことがあるか」という項目は、昨年度より低くなりました。こうした点からも、真面目に課題に取り組もうという学生の意識が見えました。
今年度は、入学直後の時期にオリエンテーションで図書館の説明をしています。そのおかげで、学生が図書館に行き、図書を探すための準備がいつもよりできていたのかもしれません。
今後とも、課題が出たときだけではなく、日々の自習・復習等にも図書館を活用してもらいたいと思います。
●講義中の様子
●演習中の様子