平成30年12月4日（火）に雲南市立病院を会場に、第27回島根県医療関係機関等図書館（室）懇談会（通称いとこん）総会を開催しました。
今年は、加盟機関より14機関17名、非加盟機関（隠岐広域連合立隠岐病院）からオブザーバーとして1名の参加がありました。
雲南市立病院は、今年3月に新病棟が完成し、総会の会場となった会議室や図書室がある管理棟は11月に改修が終わり引っ越しされたばかりでした。
始めに、雲南市役所医療介護連携室の栂 博章氏に、「雲南市の地域づくりと地域包括ケア」と題し、雲南市における地域包括ケア推進のための、地域自主組織による活動、多職種連携、行政支援等の様々な取り組みについてご講演いただきました。地域包括ケアシステムを機能させるためには専門職の連携はもとより、雲南市の取り組みのように地域住民がその主体となることでよりきめ細かなケアが実践できることがわかりました。お互いさまの気持ちで、自分にできることを見つけられたらという思いを持ちました。
続いて、発表2題（島根大学附属図書館医学図書館・雲南市立病院）、協議・報告が行なわれました。
情報交換の場では、電子ジャーナルの導入、資料費の削減、資料の廃棄について の話題が多く出されました。
この総会は、普段はメールや電話でしか知らない担当者同志が、顔を合せ情報交換することで、同じ悩みを共有したり、業務のヒントが見つかったりする貴重な機会となっています。
来年度は、島根県立大学出雲キャンパス図書館で開催予定です。
講演・発表資料は「いとこん」ホームページ（https://www.lib.shimane-u.ac.jp/itokon/assembly.html）で公開しています。
