6月25日(火)から27日(木)までの3日間、第15回蔵書リユース市を開催しました。
このリユース市は、重複や改版により不用となった廃棄予定図書について、学生や教職員、そして地域の皆さんに再利用していただくことを目的として、2005年から毎年開催しているものです。販売は生協に委託しており、委託手数料を除いた売り上げは島根大学の収入になります。
例年より多めの7,000冊を提供し、うち3割強をお買い上げいただくことができました。手放さなくてはいけない図書たちが次の読者の手に渡っていくことができて良かったです。
今年度は社会学や教育学の図書を多く提供しました。これは、今年はこの分野を多めで行こう!と決めているものでは無く、それまでの一年の作業の中で不用と判断されたかどうかがそのまま反映されています。どの分野の教員の退官が多かったかや、どの分野の棚の見直しが行われたか。様々な要因があるため、年によって提供できる分野にどうしても偏りが出てしまいます。今年は自分の興味がある分野が少なかったな・・・という方も、来年度はどうなるかわかりませんので、またご来場いただければと思います。
もうひとつ、例年と違う試みとして、今年度は無償提供コーナーを設けました。こちらも例年人気の企画「雑誌の無料提供会」を同時開催として発展させたもので、保存年限が過ぎた雑誌や、ビデオ(VHS)等を提供しました。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
■ 開催概要
日程 2019年6月25日(火)、26日(水)、27日(木)
※ 10:00から16:00まで。ただし最終日のみ15:00まで。
※ 1日目は島根大学の学生と教職員が対象
2日目以降は一般の方も対象
場所 島根大学松江キャンパス 大学会館3階 大集会室
内容 各分野の研究・学習用の書籍
価格 1冊100円
[a.n.]