島根大学附属図書館のブログ

島根大学図書館のサービスや催し、身近な出来事などについて、図書館スタッフが写真と共にご紹介します。 

第16回ラーコモカフェ「学生EMS大会議「話そう!大学の環境問題!」」を開催しました

2020年1月15日(水)、附属図書館1階ラーニングコモンズにおいて第16回ラーコモカフェ「学生EMS大会議「話そう!大学の環境問題!」」を開催しました。本来は1月8日(水)に開催される予定でしたが、暴風警報のため延期となり、1週遅れての開催となりました。

 

ラーコモカフェは、 学内外からゲストスピーカーを招いてご自身の活動などに関するお話を聞きながら、ゲストスピーカーと参加者が交流する図書館コンシェルジュ主催のイベントです。

第16回目となる今回は、島根大学の学生EMS委員会の方をゲストとしてお招きしました。島根大学では、平成18年にISOの「環境マネジメントシステム」(ISO14001)の認証を取得し、学生・教職員が一丸となって環境に配慮した取り組みを行ってきました。学生EMS委員会は、島根大学環境マネジメント体制の中で、準構成員という位置づけで環境美化活動を行っており、学内外で活躍しています。今回のラーコモカフェでは、学生EMS委員会の活動紹介の後、参加者、学生EMS委員会と主催の図書館コンシェルジュグループトークを行いました。

 

学生EMS委員会の活動紹介の様子

学生EMS委員会の活動紹介の様子

1. 活動紹介

学生EMS委員会の活動は多岐に渡ります。主な活動は構内外での清掃活動、ペットボトルキャップの回収および啓発、緑のカーテンの育成、放置自転車の撤去、松江市環境フェスティバルへの参加等です。

松江市環境フェスティバルは、松江市のホームページによると、「環境に関連する市民団体、NPO、事業者、行政などが環境問題について楽しみながら学べる場を提供し、来場者の環境意識を高めるとともに地元の物産や環境関連企業などの技術力・商品を広く市民へPRすることを目的として毎年開催」しているイベントであり、松江市・まつえ環境市民会議が主催しています。

令和元年度は11月4日(月)にくにびきメッセで行われ、学生EMS委員会もこれに参加し、子供達に環境に興味を持ってもらうことを目的として、学内の植物を使ったゲームを行ったとのことです。

 

2. グループトーク

グループトークでは、3つのグループに分かれ、2つのトピックについてグループで話し合った後、一部のメンバーを変えて再び話し合い、アイディアを深めていきました。トピックは以下の通りです。

①教養講義室棟、大学ホールおよび生物資源科学部3号館からのゴミ箱撤去について

島根大学構内の環境について

グループトークで話し合った内容は次のようなものです。

ゴミ箱の再設置はした方がよいか、しない方がよいか、再設置をする場合はどのようにすれば皆が快適に過ごせるか。教室内に放置された消しゴムのかすが気になるので、机の端によせたり、クリーナーを置いたりしてはどうか。学内の分煙について、喫煙者も非喫煙者も心地よく過ごせるようにするにはどうしたらよいか。放置自転車を減らすにはどうしたらよいか。突然の雨で困ったとき、大学内に貸出用の傘があるとよいのではないか、等々活発に意見が交わされており、これを通して、参加者が環境への意識を高めることができました。

 

グループトークの様子

グループトークの様子

【概要】

時:2020年1月15日(水) 15:00-16:30(受付)14:45-

場所:島根大学附属図書館1階ラーニングコモンズ

ゲストスピーカー:学生EMS委員会

主催:図書館コンシェルジュ

問い合わせ先:shimane.lib.cm[a]gmail.com([a]→@)

参加者数:11名

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