島根大学附属図書館のブログ

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「出雲国に伝播した華岡流医術とその時代」企画展示開幕 講演会が開催されました

島根県立図書館、松江市立図書館、及び島根大学附属図書館3館合同企画による、「出雲国に伝播した華岡流医術とその時代」企画展示が3月9日(日)より、島根県立図書館を会場にして開幕しました。

初日となった9日の午後からは、関連講演会が開催されました。平川正人島根大学附属図書館長の司会により、高安克己島根大学理事、森脇義博島根県立図書館長、大矢幸雄松江市立図書館長の挨拶に続き、門脇伸夫島根県健康福祉部医療対策課長の来賓挨拶がありました。

小林祥泰先生、卜部忠治先生、梶谷光弘先生、田中則雄先生の4名の講師による講演は、各講師の講演テーマが一つになって、全体として近世後期の出雲国における医療や医家の文化的な素養が総合的に理解できる興味深い内容でした。約160名にのぼった聴講者は、熱心に講演に聞き入り、「どの講演もすばらしく、4本で1つの交響曲となっていた。」との声も寄せられるなど、大好評でした。講演会終了後に行われた講演会講師による展示解説においても、参加者は熱心に講師に質問を浴びせかけ、講演会の熱気が冷めやらぬ様子でした。

企画展示は、14日(金)まで開催されています。(14日は15時で終了)

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