島根大学附属図書館のブログ

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国立大学図書館協会賞を受賞

 本学附属図書館が,このたび平成19年度国立大学図書館協会賞を受賞しました。これは,附属図書館の「貴重資料展示,講演会・シンポジウム企画及び成果編集・出版プロジェクト」による情報発信活動が図書館活動として顕著な業績をあげたものとして認められたものです。

 このプロジェクトは,「絵図の世界」及び「教育者ラフカディオ・ハーンの世界」について,企画展示,講演会・シンポジウム,高解像度の貴重図書データ,図書の出版といった一連の事業を地域の研究者や出版社と連携して企画・実施し,成果物として2冊の図書を出版,さらに,医学分館でも同様の事業を展開し,全館をあげて図書館活動を活性化させているとして高く評価されたものです。また,地方の中規模大学一機関でこれらの活動を実現させた点も評価されています。なお,平成19年度は,本学が唯一この協会賞を受賞したものです。
 受賞式は,6月28日(木)に開催された国立大学図書館協会の総会で行われ,表彰状及び記念メダルが授与された。7月5日(木)には,高安副学長,平川附属図書館長など関係者が学長に受賞の報告をしました。

 国立大学図書館協会賞は,図書館活動及び図書館学・情報学に関する研究において顕著な業績を上げた団体又は個人を対象として毎年表彰しているもので,昭和42年に第1回の表彰を実施以来,本年は第42回の表彰となります。なお,これまで59件(功績45件,研究14件)が表彰されています。

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