現在本館展示室にて開催中の企画展「戦争と平和を考える2018~永井隆と平和への思い~」のギャラリートークを7月31日、および8月6日に開催しました。
両日合わせて、一般利用者の方を含めて14名の方にご参加いただきました。
まず、担当職員から企画の概要と趣旨を説明した後、お借りした資料や当館で所蔵している永井隆の自筆サイン入り寄贈本についてなどの解説をしました。
今回は、永井隆が生まれた田野医院の解体前に撮影された写真集(私家版・個人蔵)や、雲南市永井隆記念館(現在閉館中)からお借りした自筆イラストや軍事郵便の書簡、永井の手紙とともに額にて展示されている松高新聞などをお借りしています。
また、当館に所蔵している永井隆の自筆サイン入り寄贈本や、最近発見された永井隆寄稿収録の雑誌『聖母の騎士』も数点展示しており、こちらも見つかった経緯や内容について解説をしました。
来場者は熱心に耳を傾け、メモを取っていらっしゃる方もいました。
特に、長崎の原子爆弾の被害についてや永井隆の言説をめぐる解説には力が入ってしまい、第1回目は時間オーバーとなってしまいました。
第1回目(7/31)の様子。
第2回目(8/6)の様子。
企画展は今月末、8月31日(金)まで開催しています。
まだご覧になっていない方は、ぜひご来場ください。