島根大学附属図書館のブログ

島根大学図書館のサービスや催し、身近な出来事などについて、図書館スタッフが写真と共にご紹介します。 

第5回図書館蔵書リユース市、今年も盛況でした。

10/30(金)~11/1(日)、秋の恒例行事となっている図書館蔵書リユース市を開催しました。

この蔵書リユース市は、附属図書館が所蔵する図書のうち、重複や改版等により不用となった廃棄予定図書の再利用を目的として行っているものです。

学内の教員・学生の皆さんはもちろん、地域住民の方へも開放しており、古いとはいえ高額な学術図書が超安値(ほとんどは100円!)で買えるとあって、毎年多くの方にご利用いただいています。

またこの企画は、学生ボランティアが主体となって運営しています。広報などの事前準備から、図書の搬入、会場の設営、販売、片付けまで、その多くを学生が行っています。今年も15名の学生が実行委員として活躍してくれました。実行委員の皆さんお疲れさまでした!(臨時で図書の搬出搬入を手伝ってくれた学生さんにも感謝!)

今年は約6000冊と昨年の半分程度の冊数だったにも関わらず、3000冊近い図書に新しい持ち主が見つかりました。ダンボール何箱分もお買い上げいただいた方もたくさんいらっしゃいました。売上げの一部は、図書館の資料整備に充てさせていただきます。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。

実行委員のメンバーも「こんな本売れるのかな?」と半信半疑だったようですが、みるみる売れていく様子を実際に見て、びっくりしていたよう。

 

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反省会では、
「たくさんの本を買って、笑顔で帰って行かれる様子を見てうれしかった」
などの感想が聞かれ、充実感を感じてもらえたようです。
また、普段あまり会わない他学部の学生とコミュニケーションできたことも
大きな収穫になったとの感想が多くありました。

一方で、来年に向けた改善案も多く出ました。今年参加された方はもちろん、興味を持たれた学生の皆さん、是非来年はスタッフとしてご参加を!

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