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島根大学附属図書館のブログ

島根大学図書館のサービスや催し、身近な出来事などについて、図書館スタッフが写真と共にご紹介します。 

大学図書館学生協働交流シンポジウム「私たちの手でつくり出す図書館の形―人を惹きつける空間を目指して―」を開催

学生協働 イベント

9月5日・6日の2日間にわたって、本学を会場に第3回学生協働交流シンポジウム「私たちの手でつくり出す図書館の形―人を惹きつける空間を目指して―」を開催しました。全国の15の大学から約100名の学生や教職員が参加し、報告や交流会、ワールド・カフェによる対話をとおして交流を深めました。

 《第1日目》

初日の5日は、大学ホールを会場にして、小林祥泰学長の開会あいさつに続いて、大阪芸術大学図書館の多賀谷さんの基調講演、筑波大学図書館ラーニングアドバイザーの秋山さん・佐藤さんの基調報告が行われました。

 基調講演 大阪芸術大学図書館 課長 多賀谷津也子氏 「学生目線でつくる新しい図書館の形」

 多賀谷さんの基調講演では、学生との協働によって図書館の中をアートの実践の場―表現の場―として、図書館空間を演出しようとする取組みが述べられました。図書館をコミュニケーションの場として捉え、空間の演出を工夫することによって、図書館は様々な他者との交流が新たな創造を生み出す場としての可能性を持ちうるという示唆に富むお話しでした。

 基調報告 筑波大学附属図書館ラーニング・アドバイザー 秋山茉莉花氏・佐藤良太氏 「ラーニング・スクエアにおける学習支援活動」

 秋山さんと佐藤さんの基調報告では、筑波大学図書館のラーニング・アドバイザーとしての学習サポートデスクでの実際の活動内容や現状、今後の課題を具体的にお話しいただき、図書館におけるピアサポートを実践する上で参考となるお話でした。

 大阪芸術大学 多賀谷津也子さんによる基調講演 

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  今年のシンポジウムでは、2つのサブテーマを設け、それぞれセッション1とセッション3のテーマとし、さらにセッション3「ポスターセッション」を設けました。

 〈セッション1〉学生目線でつくる新しい図書館の形

 セッション1では、次の6大学によって、このテーマによる事例発表が行われました。各大学で実践されているそれぞれ特色ある取組みが紹介されました。

 〈セッション2〉ポスターセッション 

 ポスターセッションは、図書館のラーニング・コモンズを会場にして、次の5大学による発表が行われました。各ポスターの前では、セッション1の質疑応答で質問できなかった点など、活発な質疑応答が行われていました。

  1. 大阪芸術大学(特別出展)
  2. 徳島大学
  3. 美作大学
  4. お茶の水女子大学
  5. 島根大学

 ・ポスターセッション風景 

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 〈施設見学〉 島根大学附属図書館

 今年3月に改修が終わったばかりの島根大学附属図書館を島根大学図書館コンシェルジュが案内させていただきました。約80名という大人数をグループに分けて手際良く案内していました。幸い、夏休み中の短縮開館の時期で、施設見学は既に閉館したあとだったため、他の利用者の方にご迷惑をかけずに済みました。

 〈交流会〉

交流会は、第二食堂に会場を移して行いました。100名近い方にご参加いただき、肩が触れ合うほどの賑わいでした。昼間の講演やセッションでは聞けなかったことや図書館の活動から離れた普段の大学生活のことなど、親しく語り合い、交流を深めるよい機会となりました。   

 

《第2日目》
〈セッション3〉ピアサポートがつくる新しい図書館の形

 セッション3では、大雨のための交通機関マヒによって愛媛大学からの参加ができなくなり、島根大学のみの発表となりました。

 〈セッション4〉図書館カフェ(ワールド・カフェ)

 最後のセッションは、参加者全員により、ワールド・カフェ形式による対話を行いました。

4~5人の小グループに分かれて、「人を惹きつける図書館をつくるためにあなたは何をしますか?」のテーマで対話を行いました。基調講演や基調報告、各大学からの報告をとおしてそれぞれの内に芽生えた「新しい図書館の形」を対話をとおしてさらに深めて行きました。全体会では、3つのグループに発表していただきました。

 ・ラーニングコモンズを会場に全員参加のワールド・カフェ  

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〈施設見学〉 島根県立大学おはなしレストラン・ライブラリー

シンポジウムのプログラムはセッション4ですべて終了しましたが、自由参加として島根県立大学のおはなしレストラン・ライブラリーを見学させていただきました。40名の方にご参加いただき、おはなしゼミの学生の皆さんに読み聞かせをしていただきました。島根県立大学の学生スタッフの皆さんには、前日のシンポジウムで主に学生図書委員としての活動の報告をしていただいたのですが、このお話しレストラン・ライブラリーにおいても学生協働を実践していらっしゃる生の姿をご覧いただくことができました。この学生協働交流シンポジウムの最後を飾るイベントとして最適のものだったと思います。

 館長の岩田先生を中心に、司書の方、学生スタッフが一丸となってライブラリーを盛りたてていらっしゃる様子がひしひしと伝わってくる実りの多い見学会になったと思います。〈おはなしレストラン・ライブラリー

 

2日間のシンポジウムをとおして、参加された皆さんが、終始なごやかな雰囲気で楽しそうにしていらっしゃるのを見ると、学生や職員が互いに「交流を深める」というこのシンポジウムの最大の目的が達成できたのかな、と思います。このシンポジウムで得たことを、これからの日々の活動に生かしていって欲しいと思います。そして、また来年、それぞれの活動の成果を持ち寄って山口でお会いできればと思います。

参加された皆さん、ありがとうございました!