遅ればせながらの報告になりますが、さる2020年9月11日に開催された大学図書館学生協働交流オンラインシンポジウムへ島根大学図書館コンシェルジュも参加させていただきました。
(第10回大学図書館学生協働交流オンラインシンポジウムの開催報告はこちら→http://www.baiko.ac.jp/university/library/sympo2020/report)
大学図書館で様々な活動を行っている学生やそれをサポートする教職員が全国から集まり、他団体と交流を行うことを目的として毎年開催されている大学図書館学生協働交流シンポジウム。
(昨年度に島根大学・島根県立大学で開催された様子はこちら→https://shimadai-lib.hatenablog.jp/entry/2019/09/13/114756)
今年度は山口県下関市に所在する梅光学院大学を主管校として開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で従来の対面形式の開催は中止されることになりました。
ですが年に一度の交流機会を絶やすまいと、主管校を中心とした山口県内の大学図書館の方々にご尽力いただいたおかげで、今年度はオンラインという形での開催が実現しました。
島根大学図書館コンシェルジュからは3名の学生と2名の職員が参加し、事例報告も行いました。
報告内容は、図書館コンシェルジュの活動概要と2020年度前期に活動制限がかかる中で実行してきた活動が中心になりました。
発表者自身のPCからスライドを日本各地の参加校の方々へと共有する形でしたが、大きなトラブルもなく無事に発表をこなすことができました。
傾聴いただいた方々からは多くの関心をいただけたと思います。Teamsのチャット画面上で様々な方から質問を寄せられる光景の喜ばしさたるや。
あと発表担当者のMくんの語り方が心地よかったと職員の間で評判でした。
他大学さんの発表もそれぞれ興味深く、新型コロナウイルス感染拡大の影響下で学生協働の活動をしていく上でとても参考になるものばかりでした。
この身動きの取りづらい状況下でどう動くかということ、新入生へのアピール方法など、数多い悩みが共通しているのだなと感慨深くなりました。
9月当時は島根大学の学生の課外活動制限の関係から、学生が図書館の一か所へ複数人で集まることが難しかったため、コンシェルジュの学生は各々のPCから個別に参加してもらうことになりました。
島大側の事情で、当初いただいた参加要項に対してイレギュラーなお願いにもかかわらず快く対応していただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。
今年度のシンポジウムはオンラインでの開催を余儀なくされましたが、オンラインだからこそお会いできた方もいると思います。
各地の大学図書館で活動する学生団体が一堂に会する機会の一つです。直接お会いするのも楽しいものですが(下関行きたかったなあ……)、今回のシンポジウムはオンラインでの交流を選択肢の広がりとして前向きに捉えられるイベントだったと、参加した一個人として思いました。
これをきっかけにご縁があって新たな活動にもつながったのですが、また別の記事でお話いたします。
【AKG】