今月、医学図書館の職員の平均年齢が一気に下がる出来事がありました。それは、中学生の職場体験学習の受入れです。
昨年同様、出雲市内の2つの中学校から来た4名の生徒が大学図書館の仕事を体験しました*1。
9月5日(火)から7日(木)までの間は出雲市立第三中学校から。
(雑誌を各講座用の受け取りボックスに配架している様子)
9月20日(水)から22(金)は出雲市立第二中学校から。
(簡易帙を作成している様子)
生徒たちは、図書の返却やカウンター業務、書架の整頓といった「サービス」に関わる仕事と新たに購入した図書や雑誌の登録作業といった「資料整備」に関わる仕事を学び、図書館の利用方法や資料の取り扱いについてのポスターも作成しました。
ポスターのテーマは、医学図書館で気づいたことや気になったことをもとに、生徒自身で決めました。完成したポスターは図書館の廊下に掲示しています。
それぞれ素敵な作品ですので、ぜひご覧ください。
また、出雲市立第三中学校の生徒たちには、資料を保存するための簡易帙*2も作ってもらい、作成した簡易帙はそのままプレゼントしました。*3
この3日間の体験が、将来仕事をするときに少しでも役立つことを祈っています。
*1:昨年の様子はこちらshimadai-lib.hatenablog.jpから
*2:簡易帙の作り方は、研修・保存フォーラム|国立国会図書館―National Diet Library の 実演「簡易帙をつくる」を参照にしました。
*3:もちろん、資料はプレゼントしていません。